「張りどめ」のお薬について 3

張りどめのお薬を飲むとお腹の張り(子宮の収縮)が治まるメカニズムは

私たちは、自律神経により、体のすべての内臓・体の血管や分泌腺を支配されています。自律神経は、独立して働いているので、私たちの意思で自由に動かす事はできません。それゆえに、意識しなくても呼吸をしたり、食べた物を消化するため胃を働かせたり、体温を調節するために汗をかいたりすることができるのです。

その自律神経には、二種類あります。一つは、交感神経(起きている時や緊張している時の神経)です。もう一つは、副交感神経(睡眠中やリラックスしている時の神経)です。この二種類の自律神経は、一つの器官に対して行う働きは相反しています。

この副交感神経は、子宮の収縮を引き起こす筋肉を支配しています。ですから、子宮が収縮している時というのは、副交感神経が活発になっている時です。言い換えると、寝ている時やリラックスしている時ほど、お腹は張りやすいということになるわけです。夜に陣痛が来る事が多いと言われるのもこのせいです。
かくいう私も、仕事をしている時は、そうでもないのに、夜間になるとお腹の張りが頻繁におこり、その当時は、仕事をしていると、気が紛れるからかなーなどと、呑気に思っておりました・・・。

上記のように子宮が収縮しやすくなるのは副交感神経が活発になるからだという理由から、この張りどめのお薬は、子宮の収縮を抑制するために、副交感神経の逆に作用する交感神経を活発化させるということになります。
ですから、張りどめのお薬の副作用は、交感神経が活発になっているから引き起こされるものだといえます。運動した時のように、動悸がしたり、脈が速くなったり、汗をかくというのはそういうメカニズムのためだそうです。

錠剤ですと、服用してから1時間くらいで効き目が最大になるそうなので、なるほど、私は1時間くらいで動悸がひどいのはそのせいだったというのは後から理解したことです。
この場合、血中濃度を一定にしておかないと、効果が弱くなるので、できるだけ一定にするために、1日3錠服用の指示が出た時は、8時間ごとに1日3回飲むのが理想的だそうです。
点滴の場合は、常に血中濃度を一定にするのには管理はしやすいんですけどね。その場合は、入院治療になってしまいますね。

注意しないといけないのは、錠剤にしろ、点滴にしろ投薬を始めて期間が長期になってくると、体が薬に慣れてしまうので、そのまま飲み続けると、摂取量を増やさないと効かなくなってしまうことになります。
それを考慮して私の担当医は症状が落ち着いたら投薬量を減らしたり中止をするように指導をしてくれました。

 

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