切迫流産とは

切迫流産だけでなく、切迫早産その他の妊娠中のトラブルの一番の治療法は安静です。
妊娠中毒症等でも安静を必要とします。

安静が一番の治療薬であり、それに付随して貧血なら鉄剤など、症状に応じてお薬が出たり、妊娠中毒症なら塩分制限なとが必要になります。
しかし、安静にして、横になっていることで、お腹の張りがなくなったり、出血が止まるなど、症状が良くなる事が多いそうです。
それでもダメな子宮頸管無力症等の場合は子宮口を外科的な処置として縫合手術をする場合もあります。

昔ではあるまいし、わざわざ病院に受診しているのに、寝ていることとそれに「薬」をプラスして様子を見るしかないのが実情のようです。

これって、結構辛いものがありまして、その本人の家庭状況、職場状況によるのでしょうが、私の場合、義母から「赤ちゃんがお腹にいるんだから、痛くて当たり前」と言われてなかなか安静を保つのは難しいものがありました。主人にも「母は経験者だから」と言われ、情けない思いをしたのを覚えています。

最終的には、人から何と言われようと何と思われようと、医師から安静の指示が出たら、赤ちゃんを元気で産みたいのなら、赤ちゃんを産むのは自分だから元気に産んであげたい、と思うなら意思を強く持って安静にするのが一番だと思います。
だって、何かあっても、他人は口は挟んでも責任をとってくれませんから。自分自身の体調が悪いわけではないのに、寝ているだけっていうのは、本人が一番つらいんですよね。

後期流産とは妊娠12週から22週未満に起こる流産のことです。
早期流産のところで記載したように早期流産はママには安静以外にどうしようもない胎児側の原因(染色体異常などですね)がメインでした。
ところが、後期流産になりますと、主となる原因が母体側に多くなります。子宮筋腫があったり、子宮の奇形、自己免疫疾患である膠原病などが、原因となって、子宮頸管無力症のケースが多くなるといわれています。

この時期の症状としては、出産をイメージするようなお腹の張り(子宮の収縮)や、子宮口が開いてきたり、下腹部痛や出血があげられます。
しかし、経産婦の方でしたら、子宮の収縮によりお腹が張っていることを自覚できますが、初産婦の場合は、お腹の張りとしてとらえにくく、腹痛がある、というイメージになるかもしれません。
私は、この時期に切迫流産の診断を受けましたが、お腹が痛いとしかわからず、お腹が張っている、ということを認識したのは、もう少し先です。2人目の時は当然分かりましたけど・・・ (^^ゞ

この時期の治療方法としては、やはり、安静と必要なら薬を服用することになります。
子宮の収縮(お腹の張り)があれば塩酸リトドリン(ズファジランなど)というような薬を服用するように指示がでます。
感染があるような場合は、膣洗浄や抗生剤の投与などが行われます。
子宮頸管無力症と判断される場合は、頸管の縫合手術をすることもありますが、初めての妊娠で、この時期に無力症だと判断されるケースは極めてまれだそうです。この手術ができるのは以前の妊娠で子宮頸管無力症<と診察された方がほとんどだということです。

後期流産においても、原因はどのようなものであれ、ママが今出来ることは、医師の指示に従ってしっかりと、安静を保つという方法しかないそうです。

この時に自分が失敗してしまったのは、とりあえず仕事をやめて、できるだけ安静にして、お腹が張る時には薬を飲むように言われていたのに、薬を飲むことによって、お腹が張らなくなったと、勝手に仕事に戻ってしまったことです。このことが後から入院生活を送る羽目になるとは、無知ゆえに思いもしませんでした。

早期流産とは、妊娠初期から12週未満に起こる流産のことです。70%は、この時期に起こります。この時期の中でも特に妊娠8週から10週に発生率が高いです。
この時期に起こる流産の大部分をしめる原因は染色体異常などのために受精卵が育たないことだと考えられています。

上記の理由などで受精卵が育たない場合は、医師から「切迫流産だから安静にしていて下さい」と指示が出ると思いますが、その場合は、どんなに本人が頑張っても流産してしまうのは、避けられないことが多いそうです。
そんな時は、ショックも大きく自分を責めてしまうことが多いと思いますが、本人がどんなに頑張ってもダメな時はあるものです。自分を責める必要はありません。

妊娠12週までの妊娠初期に起きる切迫流産の症状としては、「出血」と「腹痛」です。この時期はまだ、お腹の張りを感じたり、子宮口が開いてきたりというような出産をイメージするような症状は現れません。
一般的には出血量は少なく下腹部痛や腰痛を伴う月経痛のような症状が現れることが多いです。

流産の確率は胎児が大きくなればなるほど下がってきます。
また、胎児の心拍が超音波で確認された後になると、妊娠を継続している人が95%以上にのぼるともいわれています。
もし、出血があったとしても胎児が大きくなっていると認められていて、胎児の心拍が確認できていれば、妊娠を継続できる事が可能になる確率は高いということです。

妊娠初期の【流産と切迫流産】を見極めるのは大変難しいそうです。
ママが出来ることは、出血や腹痛があったら、安静にして様子をみることしかできません。つらいことですが、赤ちゃんの生命力を信じて、赤ちゃんに頑張ってもらうように祈りましょう。決して、ママの責任ではありません!!

 

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